栄養価の高いドッグフード。年齢ごとに必要な栄養素
愛犬が健康に生きていくためには、健康促進に必要な栄養素がバランス良く摂取できるドッグフードが必須です。
実際に犬を飼われている皆さんの中にも、ドッグフードにこだわっている飼い主さんは多いのではないでしょうか。
しかし現在、市場に出回っているドッグフードの種類は多岐に渡っており、どのドッグフードが愛犬に良いのかよく分からないという方も多いはず。
そこで皆さんに質問です。
現在、下記のような悩みを持っているという方はいませんか?
- 栄養価の高いドッグフードを知りたい。
- 愛犬に必要な栄養素が知りたい。
愛犬の健康促進には栄養素が大事と言われても、具体的にどのような栄養素が必要なのかは分からないですよね。
さらには、現状で回っている豊富なドッグフードの種類から、栄養価の高いドッグフードを選ぶのは至難の業。
そこで今回は、栄養価の高いドッグフードの人気おすすめランキングのご紹介や、愛犬に必要な栄養素について解説していきます。
本記事を読むことで得られる具体的なメリットは、主に下記の2つです。
- 栄養価の高いドッグフードが分かる。
- 愛犬に必要な栄養素が年齢ごとに分かる。
それでは解説していきます。
ドッグフードに含まれている5大栄養素
ここからは、ドッグフードに含まれている代表的な5大栄養素について解説していきます。
ドッグフードに含まれている代表的な5大栄養素には、下記のものが挙げられます。
- タンパク質
- 脂質
- 食物繊維
- ミネラル
- 水分
愛犬の健康を維持するためには欠かせない栄養となっているので、各々の栄養素が持つ役割をしっかり把握しておきましょう。
タンパク質
肉や魚に豊富に含まれているタンパク質。
そのタンパク質には、主に下記のような役割があります。
- 体(筋肉・血管・臓器・皮膚・被毛)の形成
- 栄養を全身に運ぶ補酵素
- 成長促進
また、市場に出回っているドッグフードには、基本的にタンパク質を22%以上含んでいることが最低条件となっています。
脂質
脂質は、肉や魚、オイル、脂身などに多く含まれている栄養素です。
脂質が持つ体内での役割は、主に下記の2つ。
- 細胞膜の形成
- 効率良く利用できるエネルギー源
そのため、運動量の多い犬種には特に欠かせない栄養素と言えるでしょう。
食物繊維
野菜や穀物、果物などから摂取できる食物繊維。
私たちにも馴染みのある栄養素の1つですが、愛犬に摂取させてあげることで下記のような効果が得られます。
- 整腸作用
- 毛玉ケア
- 体重管理
食物繊維は消化酵素で分解されないという特徴を持っており、直接腸まで届けることが可能。
しかしその反面、過剰に摂取すると消化不良を引き起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。
ミネラル
ミネラルは、別名「灰分」と呼ばれ、愛犬の健康維持に1番欠かせないものといっても過言ではない栄養素です。
そんなミネラルの持つ役割は、主に下記の3つです。
- 体内器官の一部を構成
- 身体維持活動の促進
- 身体維持機能の促進
水分
水分は、栄養素の中でも影が薄い存在ですが、犬に限らず多くの動物が生きるために必要とする栄養素です。
基本的に動物は、タンパク質や脂質などを25%程度失っても生命維持は可能です。
しかし、水分は15%以上失ってしまうと生命維持ができません。
また、水分の含まれているドッグフードとしてはウェットフードが一般的ですが、実はドライフードの中にも7~10%程度水分が含まれています。
しかし、そのままだと必要量摂取できないので、常に新鮮なお水を与えてあげる必要があります。
5大栄養素とプラスで摂取したい栄養素
ここからは、先ほど述べた5大栄養素にプラスして摂取させたい栄養素について解説していきます。
具体的な例としては、主に下記の2つです。
- ビタミン
- 炭水化物
それでは1つずつ解説していきます。
ビタミン
ビタミンとは、犬が体内で合成できない有機化合物のことです。
ビタミンが持つ大きな役割としては、主に下記の2つ。
- 体の機能を正常に維持させる
- 必要栄養素の代謝促進
炭水化物
炭水化物とは、糖質と食物繊維の総称です。
炭水化物も脂質と同じく、愛犬のエネルギー源となる栄養素の1つ。
そのため、運動量の多い犬種ほど炭水化物をより多く摂取する必要があります。
【年齢別】ドッグフードで摂取したい愛犬に必要な栄養素
ここからは、ドッグフードで摂取したい愛犬に必要な栄養素を年齢別に解説していきます。
その前に、まずは下記の表をご覧ください。
粗タンパク質 | 30.0%以上 |
---|---|
粗脂肪 | 15.0%以上 |
粗繊維 | 4.0%以下 |
灰分 | 10.0%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
こちらは、後ほどランキングでご紹介する「キアオラドッグフード」が実際に含んでいる栄養素の値です。
栄養価の高いドッグフードで上記のような成分値となっているので、これらを目安にして愛犬に与えるドッグフード選びを行いましょう。
それでは、年齢別の必要な栄養素を解説していきます。
子犬に必要な栄養素
生後2~12か月前後の子犬には、良質な動物性タンパク質と脂肪分が必要です。
なぜなら、子犬の成長は成犬の約2倍と言われており、成犬以上に多大な栄養を必要とするからです。
また、子犬の消化器官はまだまだ未熟なため、少しの量で豊富な栄養素を摂取できるドッグフードを選ぶのがベストと言えるでしょう。
参考程度に、粗タンパク質が30%前後、粗脂質が18%前後を目安にドッグフードを選んであげましょう。
成犬に必要な栄養素
成犬には、健康をバランス良く維持することに重点を置いてドッグフードを選ぶ必要があります。
まずは、前述した5大栄養素がバランス良く含まれているドッグフードが大前提。
そこにプラスして、ビタミンや炭水化物の含有率をチェックしていくようにしましょう。
老犬に必要な栄養素
老犬になると、内臓機能や腎臓機能がかなり低下します。
そのため、それらに負担をかけさせないように低タンパク質のドッグフードを選ぶ必要があります。
また、運動量の低下から肥満になりやすくなっているため、低脂肪かどうかもしっかり確認しておく必要があるでしょう。
栄養価の高い人気おすすめドッグフードランキング3選
ここからは、栄養価の高い人気おすすめドッグフードランキング3選をご紹介します。
ぜひ、愛犬に与えるドッグフード選びの参考にしてみてくださいね。
1位 至高のドッグフード
「至高のドッグフード」は、チキン・サーモン・ターキーを主原料とした、動物性タンパク質を豊富に摂取できるドッグフードです。
その主原料含有率は60%以上と、栄養価の高さではトップクラスの品質!
また、オメガ3サプリメントを配合しているため、愛犬の皮膚・被毛をしっかり保護してくれますよ。
まだ販売前の商品となっており、詳細の公表はされていません。
しかし、発売したら間違いなくドッグフード業界を揺るがす商品となるでしょう!
これからの続報に期待大ですね!
2位 カナガン チキン
「カナガン チキン」は、原材料の50%を上質なチキンが占めているグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードです。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸を、理想的なバランスで配合。
愛犬の皮膚・被毛ケア効果を抜群に発揮してくれます。
また、タンパク質が33%、脂質が17%と非常に栄養価が高いため、スポーツドッグでも安心して与え続けることができますよ。
参考価格 | 4,356円(税込):2kg |
---|---|
100gあたり | 約217円 |
カロリー | 376kcal/100g |
主原料 | チキン |
原産国 | イギリス |
対応年齢 | 全年齢対象 |
賞味期限 | 未開封で1.5年 |
販売元 | 株式会社レティシアン |
良い口コミ
- 文句のつけどころがない理想のドッグフード。
- 愛犬の皮膚トラブルが見事に改善されました。
悪い口コミ
- 食いつき抜群だが飲み込むほどのスピードで食べてしまう。
- 値段が少し高いのが気がかり。
3位 キアオラ ドッグフード ラム&レバー
「キアオラ ドッグフード ラム&レバー」は、主原料に新鮮な動物性タンパク質のラムを使用したドッグフードです。
脂肪燃焼効果のあるL-カルニチンが豊富に含まれており、体重管理のしやすいヘルシードッグフードを実現。
また、ローズマリーやグリーンティなどの天然抗酸化成分を含んでいるので、愛犬の免疫力をしっかり底上げしますよ。
参考価格 | 6.215円(税込):2.5kg |
---|---|
100gあたり | 約248円 |
カロリー | 365kcal/100g |
主原料 | ラム生肉 |
原産国 | ニュージーランド |
対応年齢 | 全年齢対象 |
賞味期限 | 未開封で1年 |
販売元 | レッドハート株式会社 |
良い口コミ
- 主原料ラムのおかげでアレルギーの心配もなし。
- ヘルシーなのにタンパク質が30%と非常に高タンパクです。
悪い口コミ
- 食いつきがあまり良くない。
- コストが高くついてしまう。
栄養価の高いおすすめドッグフード商品比較一覧表
参考価格 | 100gあたり | カロリー | 主原料 | 原産国 | 対応年齢 | 賞味期限 | 販売元 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
至高のドッグフード | – | – | – | – | – | – | – | – |
カナガン チキン | 4,356円(税込):2kg | 約217円 | 376kcal/100g | チキン | イギリス | 全年齢対象 | 未開封で1.5年 | 株式会社レティシアン |
キアオラ ドッグフード ラム&レバー | 6.215円(税込):2.5kg | 約248円 | 365kcal/100g | ラム生肉 | ニュージーランド | 全年齢対象 | 未開封で1年 | レッドハート株式会社 |
ドッグフードの栄養素に関するQ&A
- Q.愛犬に与えるドッグフードは「年齢別」に分けられているドッグフードを選ぶのが良い?
- A.結論から言うと、年齢別が必ずしも正解と決まっているわけではありません。理由としては、全年齢対象ドッグフードの方が栄養バランスに優れているからです。しかし、年齢別には愛犬のライフステージに合わせた栄養素が含まれているため、年齢ごとの健康維持効果に優れています。そのため、愛犬の健康状態に合わせて選択していく必要があるでしょう。
- Q.ドッグフードの成分表に書いてある「粗」って何?
- A.ドッグフードの成分表に記載されている「粗」には、成分の分析精度を表す意味があります。実は成分は、分析した値が一定になることがなく、季節や時期によって少し変動します。そのため、成分の頭に「粗」と記載する必要があるのです。
【まとめ】栄養価の高いドッグフードを与えて愛犬の健康促進に努めよう
いかがでしたか。
愛犬の健康を維持しつつ長生きしてもらうためには、栄養価の高い優れたドッグフードを与えるのが大切です。
しかし、それらのドッグフードが必ずしもあなたの愛犬に合っているかは分かりません。
実際に高品質のドッグフードを与えてみて、なぜか消化不良を起こしてしまうこともあるでしょう。
そのため、さまざまなドッグフードを試してみて、愛犬に適したドッグフードを地道に探していく必要がありますよ。
本記事が、あなたのドッグフード選びに役立つことができれば幸いです。