ドッグフードをふやかすメリットとデメリット

ドッグフード


愛犬の食事といえば、ドライのドッグフードを与えるのが一般的ですよね。

しかし、愛犬の老化や食べムラが原因で、ドライのドッグフードをなかなか食べてくれないこともあるはず。

ウェットフードやふりかけなどをトッピングして与えるのも良いですが、ずっとそれを繰り返しているとドライフードだけでは食べてくれなくなってしまうことも。

そんなときにおすすめしたいのが、ドッグフードをふやかしてみること。

ノーコストで試すことが可能な方法で、食欲低下気味の愛犬でも意外と食べてくれることが多いです。

手間もあまりかからないことから、皆さんの中でも一度試してみようかと考えている方も多いでしょう。

そこで皆さんに質問です。

皆さんの中で、下記のような疑問を持っている方はいませんか?

  • ドッグフードをふやかすメリットやデメリットが知りたい。
  • 愛犬にふやかしたドッグフードを与えたいがそもそも方法が分からない。

ふやかしたドッグフードは、一般的に消化機能が未発達の子犬に与えることが多いです。

そのため、成犬以上の愛犬に与えてどのようなメリット・デメリットがあるのか知りたくなるのも当然と言えるでしょう。

そこで今回は、ドッグフードをふやかすメリット・デメリットやふやかす方法について解説していきます。

本記事を読むことで得られる具体的なメリットは、下記の2つです。

  • ドッグフードをふやかすメリット・デメリットが分かる。
  • ドッグフードをふやかす方法を把握できる。

ドッグフードの正しいふやかし方やメリット・デメリットをしっかり把握して、愛犬にふやかしたドッグフードを与えられるようにしましょう。

それでは解説していきます。

そもそもドッグフードをふやかすのは良いこと?

通常、ドライフードはカリカリのまま愛犬に与えるのがセオリーです。

子犬の間は消化のしやすさを加味してドックフードをふやかしますが、成犬以降はふやかさない方のほうが多いでしょう。

しかし、成犬になってからドックフードをふやかして与えても問題ありません

もちろん、メリットだけでなくデメリットもありますが、愛犬によってはドッグフードをふやかして与えたほうが良い場合もあるのです。

ドッグフードをふやかす5つのメリット

ここからは、ドックフードをふやかす5つのメリットについて解説していきます。

具体的なメリットとしては、主に下記のようなものが挙げられます。

  • 消化吸収がしやすくなる
  • 水分も一緒に摂取できる
  • 食欲のない犬でも美味しく食べてくれやすい
  • 歯の弱い高齢犬でも食べやすい
  • 満腹感が通常の与え方よりも得やすい

それぞれのメリットをしっかり理解して、適切にドッグフードをふやかして与えられるようにしましょう。

それでは解説していきます。

消化吸収がしやすくなる

ドッグフードをふやかして柔らかくすることで、愛犬の消化吸収スピードを高めることができます。

消化吸収スピードが上がると、愛犬の消化器官にかかる負担を大幅に減らすことが可能。

消化器官がまだできあがっていない子犬や、胃腸が弱っている老犬など、オールステージで役立つメリットと言っても過言ではありません。

水分も一緒に摂取できる

ドッグフードをふやかすことで、通常のドライフードよりも水分を多く含ませることができます。

そのため、普段の食事以上に水分を一緒に摂取することが可能です。

水分を多く摂取することは、愛犬の健康促進だけでなく脱水防止尿路結石予防にも非常に効果的。

もしあなたの愛犬が水をあまり飲まない子なのであれば、一度試してみる価値は大いにあるでしょう。

食欲のない犬でも美味しく食べてくれやすい

ドッグフードをお湯でふやかしてあげることで、通常よりもドッグフードの香りを強くすることが可能。

基本的に犬は香りの強い食事を好む傾向があるため、ドッグフードの香りが強まると愛犬の食欲増進効果に繋がります。

普段食欲のない犬でもふやかすだけで案外食べてくれたりするので、食欲低下気味の愛犬にはぜひ試していただきたいです。

歯の弱い高齢犬でも食べやすい

犬は年齢を重ねるごとに、歯の力がどんどん衰えていきます

そして、歯が弱くなった高齢犬は、通常のドライフードが硬くて食べづらく苦手になる傾向が。

そのため、ふやかして柔らかくしてあげることで、歯の弱い高齢犬でも食べやすくしてあげられますよ。

満腹感が通常の与え方よりも得やすい

ふやかしたドッグフードは、通常のドライフードよりも多く水分を含んでいます。

そのため、食事のかさ増し効果がとても大きく、普段の食事よりも満腹感をさらに得ることができますよ。

食欲旺盛で太り気味の愛犬には、とても大きなメリットとなるでしょう。

ドッグフードをふやかす3つのデメリット

ここからは、先ほどとは反対にドッグフードをふやかす3つのデメリットについて解説していきます。

具体的なデメリットとしては、主に下記のようなものが挙げられます。

  • 手間と時間が多くかかる
  • 噛む力が徐々に弱くなってしまいがち
  • 歯周病の原因になりやすい

それでは1つずつ解説していきます。

手間と時間が多くかかる

ドッグフードをふやかすには、大体15〜20分ほど時間がかかります。

そのため、当たり前ですがドライフードをそのまま与えるよりも手間と時間が多くかかることに。

また、ドッグフードをふやかしている間は愛犬を待たせることになるので、いつもよりそわそわさせてしまうかもしれません。

噛む力が徐々に弱くなってしまいがち

毎日柔らかいドッグフードばかり食べていると、歯や噛む力が徐々に衰えていきます

そのため、よほど特別な事情がない限りはドライフードを与え続けるのがおすすめですよ。

歯周病の原因になりやすい

ドライフードは、食べることで歯垢や歯石の除去効果が得られます。

しかし、ふやかして柔らかくしてしまうことで、歯垢や歯石の除去効果が薄れてしまうことに。

また、食べかすが歯に付着しやすくなってしまうため、通常よりも歯周病になる可能性が高まります。

そのため、いつもよりも入念に歯のケアを行う必要があるでしょう。

ドッグフードをふやかす方法!砕き方も解説

ここからは、ドッグフードをふやかす方法について解説していきます。

ドッグフードをふやかす方法には、主に下記の3つが挙げられます。

  • お湯でふやかす
  • 電子レンジでふやかす
  • ドッグフードを砕く

それぞれのメリットも解説していきますので、自分に合ったふやかし方を見つけましょう。

それでは解決していきます。

お湯でふやかす

ドッグフードをふやかす一番一般的な方法は、お湯でふやかすこと。

ドッグフードが浸るぐらいお湯を入れて、15〜20分ほど待機します。

その後、指で押したら潰れるくらいにふやけていることを確認できたら愛犬に与えましょう。

この際に、お湯の温度は必ず40℃前後にするようにしてください。

あまり熱湯すぎると、愛犬がやけどする可能性があったり、ビタミンが熱で壊れてしまう可能性があります。

時間 15~20分
コスト 0
メリット ふやかし加減を調整できる

電子レンジでふやかす

ドッグフードが浸るぐらいお水を入れ、そのまま電子レンジで温めます。

温め時間は使用している電子レンジのワット数によって異なりますが、500ワットで20秒程度温めるとちょうど良いふやけ具合になりますよ。

また、お湯でふやかす場合と同じく、この際も温めすぎには注意してください。

時間 20秒程度
コスト 0
メリット 手間がかからない

ドッグフードを砕く

ドックフードをふやかす方法とはまた違いますが、ドライフードを細かく砕いて与えてみるのも1つの方法です。

ドッグフードを砕く際には、家庭用包丁金槌フードプロセッサーなどを使用。

ドッグフードを細かく砕いてあげることで、食べやすさや消化のしやすさに繋がりますよ。

時間 5分程度
コスト 器具代がかかる
メリット 粒を好みの大きさに調整できる

また本サイトでは、過去にドッグフードの砕き方を詳細に解説した記事を投稿しております。

下記リンクからご覧になれますので、ぜひ参考にしてみてください。

ドッグフードの砕き方についてはこちら

ドッグフードをふやかすときに注意してほしい3つのこと

ドッグフードをふやかして与えることには、愛犬にさまざまなメリットがあります。

しかしその一方、注意していただきたい点もいくつか存在しているので、そちらも詳しく解説していきます。

具体的な注意点としては、主に下記のとおり。

  • 熱湯でふやかさない
  • 残った水分は捨てない
  • 作り置きをしない

それでは一緒に確認していきましょう。

熱湯でふやかさない

前述しましたが、60℃以上を超える熱湯でドッグフードをふやかすのはNGです。

なぜなら、ドッグフードに含まれているビタミンが熱に弱く、栄養素が壊れてしまう可能性があるからです。

また、愛犬がやけどを負ってしまう危険性もあるため、必ず40℃前後のお湯でふやかすようにしましょう。

残った水分は捨てない

ドッグフードをふやかしてみると、水分が少し残ってしまうことがよくあります。

この残った水分を捨ててしまう飼い主さんは多いのですが、必ず捨てずにふやかしたドッグフードと一緒に与えるようにしましょう。

ふやかした後の水分には、ドッグフードの栄養素が溶け出していることがあります。

もし捨ててしまうと、本来摂取できたはずの栄養素がムダになってしまうため、必ず一緒に与えるようにしましょう。

作り置きをしない

ふやかしたドッグフードは、ウェットフードと同じく水分量が多いため、腐敗スピードが早くなっています

そのため、作り置きはせずに食事の都度ふやかして与えるようにしましょう。

もちろん、食べ残しを次回与えるのもだめです。

ふやかすと下痢になる?ふやかしたドッグフードで下痢をする理由

先ほど、ふやかしたドッグフードは消化吸収がしやすいとお話しましたが、中にはふやかしたドッグフードを与えることで下痢をする犬もいます。

「消化しやすいはずなのになぜ?」と疑問になられると思いますが、下痢をしてしまう原因には主に下記の2点が考えられます。

  • 栄養不足
  • 水分過多

ここからは、これらの原因をそれぞれ1つずつ解説していきます。

栄養不足

ふやかしたドッグフードを与えて下痢になる原因の1つ目が、愛犬の栄養不足です。

こちらは、ふやかした際に余った水分を捨ててしまっている場合によく起こります。

本来の栄養素をきちんと補給できていないため、ドッグフード自体は食べていても栄養が足りなくなってしまうのです。

水分過多

ふやかしたドッグフードばかり与えていると、愛犬が水分過多に陥ってしまうことがあります。

普段以上に水分を摂取することで、便の中に含まれる水分量が異常に増えてしまうことに。

そのため、定期的に通常のドライフードを与えることが大切と言えるでしょう。

ドッグフードをふやかす時にありがちなQ&A

ここからは、ドッグフードをふやかすときにありがちな疑問について回答していきます。

Q.最初からウェットフードじゃダメなの?
A.確かに食欲の落ちている愛犬には、ウェットフードを与えることで簡単に食べてくれる場合がほとんどです。しかし、ウェットフードには酸化防止剤などの添加物が多く含まれている傾向があり、愛犬の健康維持にはあまり望ましくありません。そのため、なるべくドライのドッグフードをふやかして与えてみて、それでもダメならウェットフードをトッピングしてみるのがおすすめですよ。
Q.子犬にふやかしたドッグフードを与えるのはいつまで?
A.子犬にふやかしたドッグフードを与えるのは、生後3か月までが目安となっています。なぜなら、消化機能や歯が徐々に発達していく時期であり、少しずつドライのドッグフードに慣れさせていく必要があるからです。そのため、子犬の体調をしっかり観察しながら、徐々にドライのドッグフードを混ぜ合わせて与えるようにしましょう。急にドライのドッグフードに切り替えてしまい、消化不良を起こさないように注意してくださいね。

【まとめ】メリット・デメリットを把握して愛犬にふやかしたドッグフードを与えよう

いかがでしたか。

ふやかしたドッグフードを与えると、愛犬にさまざまなメリットやデメリットが生じます。

また、ドッグフードをふやかす方法も間違えると栄養不足や下痢の原因になってしまう恐れがあるため、適切な方法でドッグフードをふやかす必要があるでしょう。

本記事が、ドッグフードをふやかすお役に立つことができれば幸いです。