ドッグフード開封後どのくらい保存がきくの?2か月?3か月?
皆さんが普段愛犬に与えているドッグフード。
ドッグフードには、人間の食材と同じく賞味期限というものが定まっています。
その賞味期限は未開封で1年や1年半など、ドッグフードの種類によってさまざま。
そこで皆さんに質問です。
皆さんの中で、下記のような悩みや疑問を持っている方はいませんか?
- ドッグフードは開封したらどのくらいまで保存がきくの?
- ドッグフードの適切な保存方法が知りたい。
ドッグフードが未開封である場合の賞味期限は分かるものの、実際開封してからどのくらい保存がきくのかよく分からないという方は意外と多いです。
また、適切に保存できずにドッグフードが傷んでしまった経験もある方もいるでしょう。
そこで今回は、ドッグフード開封後の保存期間や適切な保存方法について解説していきます。
本記事を読むことで得られる具体的なメリットは、下記の2つです。
- ドッグフード開封後の保存期間が分かる。
- ドッグフードの適切な保存方法を把握できる。
本記事を参考に、愛犬に与えるドッグフードを大切に保存する術を学びましょう。
それでは解説していきます。
開封後の保存期間はドッグフードの種類で変わる
皆さんが普段愛犬に与えているドッグフードには、主に下記の2種類が挙げられると思います。
- ドライフード
- ウェットフード
実は、ドッグフード開封後の保存期間は、上記のドッグフード別で大きく変わります。
そのため、あなたが与えているドッグフードの最適な保存期間をしっかり把握するようにしましょう。
それでは1つずつ解説していきます。
【開封後】ドライフード
皆さん馴染みのある種類であるドライフード。
カリカリとした粒状で、犬の主食として多くの飼い主さんに愛用されています。
そんなドライフードには、空気に触れることで脂質の劣化による栄養素の損失が起きるという特徴があります。
いわゆる「酸化」という現象なのですが、ドライフードの栄養が落ちるだけでなく、風味が落ちて食欲低下の原因になってしまうことも。
そんな事態を避けるためにも、ドライフードは開封後1ヶ月以内を目安に使い切るのがおすすめ。
愛犬にできるだけ新鮮なドッグフードを与えられるよう、長期にわたる保存はなるべく避けるようにしましょう。
【開封後】ウェットフード
水分を多く含んだ半液状が特徴のウェットフード。
そんなウェットフードは、ドライフードと比べて腐敗しやすく、賞味期限が短い傾向にあります。
そのため、開封後は2~3日を目安に与え切るようにしましょう。
極端に言えば、1日で使い切ってしまう方が望ましいほどです。
ドッグフードの種類別!適切な保存方法
ここからは、先ほど解説したドッグフードの種類別に適切な保存方法を解説していきます。
ドライフードなら常温保存がおすすめ
ドライフードは、購入後すぐに冷暗所で常温保存するのがおすすめです。
直射日光の当たらない高温多湿でない場所で保存することにより、酸化やドッグフードの傷み全般を予防する効果がありますよ。
ウェットフードなら冷蔵保存がおすすめ
ウェットフードは、主食というよりもトッピングに少量使用されている方が多いと思います。
そのため、なるべく少量ずつ小分けにして冷蔵庫で保存するのが良いでしょう。
また、冷凍保存をしても良いのですが、その場合でも酸化だけでなく冷凍やけが進んでいきます。
そのため、冷凍保存でも3週間程度を目安に使い切るようにしましょう。
開封後ドッグフードの保存におすすめの保存容器
開封後のドッグフードは、パッケージのまま保存するとどうしても酸化してしまいがちです。
そんなときにおすすめなのが、ドッグフード保存容器。
ドッグフードの品質をしっかり保持するためには、必要不可欠なツールですよ。
ここからは、そんなドッグフード保存容器のおすすめをご紹介していきます。
ジッパータイプの保存袋
ジップロックなどのジッパーが付いた保存袋は、空気に触れるのを避けるだけでなく、冷蔵・冷凍保存にも適しています。
簡単にドッグフードを保存できる利便性や、使い切りで洗浄の必要がない点も非常に便利。
ドライ・ウェットフード共に使いやすい保存容器と言えるでしょう。
密閉性の高い保存容器
開封後のドライフードは、密閉性の高い保存容器に入れることで酸化をしっかり防ぐことができます。
ドッグフードを新鮮に保つことができるほか、ドッグフードの香りに釣られた虫の混入も防ぐことができますよ。
真空ポンプ付き容器
真空容器にドライフードを入れておくことで、高い品質保持性を発揮することができます。
真空状態を作るポンプが付いたものや、自動で真空状態を作り出せる機能が付いたものなど、その種類は多種多様。
愛犬にいつでも新鮮なドッグフードを与えたいという飼い主さんには、ぜひ試したいただきたい保存容器ですよ。
缶詰のまま保存できるフタ
ウェットフードの保存時に面倒なのが、缶詰から中身をすべて取り出さないといけないこと。
しかし、そんな問題点は缶詰のまま保存できるフタを使用することで解決可能となっています。
缶詰にそのまま取り付ける簡単な作業をするだけで、高い密閉性を発揮してくれますよ。
また、フタのデザインもかわいいものからおしゃれなものと幅広く、いつものご飯タイムが少し楽しく彩られること間違いありません。
開封後ドッグフードの種類別!おすすめ保存容器2選
ここからは、開封後ドッグフードの種類別に、おすすめ保存容器を2種類ご紹介します。
ドライフードなら「ポップコンテナ ビッグスクエア ミディアム」がおすすめ
ドライフードの保存なら、「ポップコンテナ ビッグスクエア ミディアム」がおすすめです。
ボタンを押すだけで簡単に開閉できるシステムが搭載されており、ゴムパッキン製による高い密閉性を実現。
また、本体自体も扱いやすい設計になっており、使用感だけでなく洗いやすさにも配慮がされた保存容器となっていますよ。
参考価格 | 2,640円(税込) |
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容量 | 5.2kg |
販売元 | オクソー・インターナショナル社 |
ウェットフードなら「プレイアーデン ドッグレリーフ パッションレッド」がおすすめ
ウェットフードの保存には、「プレイアーデン ドッグレリーフ パッションレッド」がおすすめです。
ドイツの有名ペットフードメーカー「プレイアーデン」が製造・販売しており、内部の空気や水分を逃さない特殊設計の缶詰用フタとなっています。
また、犬の紋様が刻まれたレリーフがおしゃれで高いデザイン性を持っており、ドッグフードの鮮度や美味しさの保持だけでなく、視覚でも楽しませてくれる保存ツールとなっていますよ。
参考価格 | 880円(税込) |
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容量 | – |
販売元 | メモリー株式会社 |
開封後のドッグフード保存期間に関するQ&A
- Q.冷蔵庫で保存する場合の注意点は?
- A.ドッグフードを冷蔵保存する場合は、愛犬に与える際に必ず少し温めてから与えるようにしましょう。冷たいままのドッグフードは、愛犬が食べにくいほかお腹を壊してしまう可能性も考えられます。
- Q.酸化は何が原因で起きるの?
- A.ドッグフードには、必ず脂質と呼ばれる成分が含まれています。この脂質には、空気に触れると成分劣化が起きてしまう特徴が。そのため、ドッグフードの酸化という現象が起きてしまうのです。
開封後のドッグフードは適切な保存方法で種類ごとの保存期間を厳守して与えよう
いかがでしたか。
開封後のドッグフードは、その種類ごとに適切な保存期間がバラバラです。
また、保存方法も大きく異なるため、あなたが普段愛犬に与えているドッグフードに合った保存を行う必要がありますよ。
適切な保存期間をしっかり守って、愛犬になるべく新鮮な状態でドッグフードを与えられるように配慮してあげましょう。